ゴルフ練習場は、インドア練習場とアウトドア練習場の2種類に大別できます。

インドアゴルフ練習場

人口が集中している都市部に多くあり、ゴルフスクールのレッスン施設と呼んだ方が適しているかもしれません。アウトドア練習場に比べると規模は小さいものがほとんどです。マンションの１室、ビルの1フロア、ショッピングモールの内部などでレッスンを行っているところもあり、それぞれに個性的な特徴があります。

以前のインドア練習場は簡素な鳥かごに打ち込むスタイルが主流でした。現在ではシミュレーターを利用したハイテクな練習、レッスンが可能です。スクリーンを見ながらボールを打つシミュレーターは、臨場感のレベルも高水準です。

また、練習できる人数が限定されているので集中しやすいのもメリットの1つです。打席区分がネットではなく壁になっているブースタイプなら周囲の人の目も気にならないでしょう。

アウトドアゴルフ練習場

「打ちっ放し」とも呼ばれており、屋根がついている打席から前方（外部）にボールを打つものが一般的なタイプです。最大の特徴は練習場の広さでしょう。打席数が多数設置されていて、2階などの複数のフロアが用意されているアウトドア練習場も珍しくはありません。車や電車の車窓から見かける河川敷などにある青空練習場の場合は、より広大な敷地を有しています。

打ち込むことができる距離は200ヤード（182.88メートル）以上と、ドライバーで思い切り飛ばせる点は屋外ならではの利点です。一定の時間内であれば打ち放題、あるいは1球何円というシステムがメインですが、1～2時間くらいは黙々と打ち込んでいるような人が大部分です。シンプルな設備の練習場であるほど料金はリーズナブルになっています。

ゴルフの腕前を上げるには、インドア練習場とアウトドア練習場との違いをよく理解し、ポイントを押さえたうえで練習に励むことが大切です。正しいスイングをして正しいボールの位置を決めること、目標を明確に定めること、日常的なルーティンを欠かさずに実践することなどを心がけましょう。

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