シミュレータとショットマーカーを使って練習をしてみよう!
シミュレータとショットマーカーを使って練習をしてみよう
こんにちは!
シミュレーションゴルフ パウハナの貞永です。
みなさんは打ちっ放しの練習で
「いまいち、良くなっている気がしない」
と感じたことはありませんか?
それは以下が原因かもしれません。
- ボールが「どこに」「どんな確率で」飛ぶのか把握できていない
- ボールがフェースのどこに当たっているのか確認できていない
- 自分がどんなスイングをしているのか確認できていない
打ちっ放しでは、飛距離や左右のズレはだいたいしかわからないですし、スイングを毎回スマホなどで撮影するのはメンドウですよね。
「ゴルフシミュレータ」と「ショットマーカー」を使えば、これらの問題を解決して、効率的なショットの改善ができるようになります。
今回は「シミュレータ」と「ショットマーカー」を使った練習方法について、私が実際に練習をしてみた例と一緒にご紹介します。
目 次
1.シミュレータとショットマーカを使った練習方法
2.実際の練習の例
1.シミュレータとショットマーカーを使った練習方法
練習方法といってもそのままで、クラブにショットマーカーを貼ってシミュレータの練習モード(打ちっ放しモード)をするだけです。
ショットマーカーとはボールがクラブのどこに当たったか確認できるシールです。
実際にボールを打って次の3つを確認します。
- ボールがどこに飛んだか → シミュレータで確認
- フェースのどこに当たったか → ショットマーカーで確認
- 自分のスイング → シミュレータで確認
10球くらい打ったら「全体的にボールがどこに飛ぶ確率が高いか」も確認します。
あとはまっすぐ飛ぶように「ティーの高さ」「立ち位置」「スイング」を改善していきます。
改善方法はネットで調べながら良さそうなものを試していき、自分に合う方法を見つけていきます。
2.実際の練習の例
では実際に私が練習をしてみた例をご紹介します。
今回はドライバーの練習をしてみました。
目標は「とにかくまっすぐ飛ばすこと」です。
さっそくボールを打って、軌道やショットマーカーを確認していきます。
最初に打った10球くらいの軌道とショットマーカーの写真が以下のとおりです。
打ったボールは前後左右に大きくバラついてますね。
ショットマーカーを見るとボールが当たった位置は左上にかたよっています。
ひとまずクラブの真ん中にボールが当たるように
- ティーの高さ → 下げる
- 立ち位置 → ボールに近づく(構えたときにボールの少し奥を狙う)
をしてみました。
この2つを変えて10球くらいボールを打った結果が次のとおりです。
ショットマーカーを見るとボールの当たる位置が中央よりに改善しています。
ボールの軌道は前後方向で改善が見られますが、左右方向はまだバラついているので、さらに改善したいところです。
そこで次は以下の2つを意識しました。
- 振りかぶりは8割くらいにする
- 振りかぶったときに頭が上がらないようにする
1つめを意識した理由は、全力で振りかぶると力の入り具合がいつも同じにならないのでは?と考えたからです。
これによって振り下ろしたときにフェースが返るタイミングが変わり、左右にバラつく原因になっているのではないかと考えました。
2つ目を意識した理由は、スイング動画を確認すると、振りかぶったときに頭が上がっているように見えたからです。
これがフェースの左側にボールがあたる原因ではないかと考えました。
実際にこの2つを意識して10球くらい打ってみると次のようになりました。
ボールが当たる位置は右下に移動しました(頭を上げないようにした効果?)が、ボール軌道は左右のバラつきが改善されていません。
どうしようかとネットで方法を調べていると、ドライバーの練習として「足を開かずに閉じて打ってみる」というものがありました。
実際にやってみると、まっすぐ打てる確率がかなり高いことがわかりました!
そこで何が違うのか、足を「開いているとき」と「閉じているとき」のスイング動画を確認してみました。
すると「開いているとき」はクラブを振り下ろしたときに、体重移動で体が左側に移動していることがわかりました。
ボールを打つたびに体重移動のタイミングが変わるので、これがボールを左右にバラつかせる原因ではないかと考えました。
ただ、本番で足を閉じて打つと「ふざけてるの?」と思われそうなので、すこしだけ足を開いて打ってみることにしました。
この状態で10球くらい打ってみると次のようになりました。
まだ右に飛ぶときはありますが、かなりの確率でまっすぐ飛ぶようになりました。
ここまでで2時間くらい練習をして疲れてしまったので、今回はここで練習を終了しました。
今後は右に曲がるときと、まっすぐ飛ぶときの違いを分析して、より確実にまっすぐ飛ばせるようにしていきたいです。
いかがだったでしょうか?
打ちっ放しでなんとなく練習をするより、かなり効率的に改善ができたと思います。
皆さんもぜひ一度、試してみてください。
それでは!