左右のズレを確認しよう!
打ったボールの左右のズレを確認する方法
今回は
「打ったボールが左右にどのくらいズレたか」
シミュレータで確認する方法をご紹介します。
皆さんは、ご自分が打ったボールが
狙った位置からどれくらいズレているか
把握されていますか?
ゴルフコースのフェアウェイの幅は
だいたい40ヤードくらいと言われています。
ということは、
左右に20ヤード以上ズレると
OBになる確率が高くなるということです。
自分の打球が
左右にどれくらいズレているのか把握して
スイングの練習や、本番におけるクラブ選択の
参考にしていきましょう!
目 次
1.当店のシミュレータで左右のズレを確認する方法
2.実際に5つのクラブで左右のズレを確認した結果
1.当店のシミュレータで左右のズレを確認する方法
当店のシミュレータで左右のズレを確認するのは
とても簡単です。
まず、練習モード(Practice)を始めます。
次にボールを打ちます。
すると、右下の「左右距離」に
アルファベットと数値が表示されます。
これが左右のズレになります。
アルファベットは
L → 左方向のズレ
R → 右方向のズレ
です。
例えば
L 2.6y = 左方向に2.6ヤード ズレた
ということになります。
次の球を打つと
前のデータは消えてしまうので
注意してください。
ボールを打つたびにこの数値を見るだけでも
どのクラブでズレやすいのか分かってきます。
さらに、10回分くらいの数値を記録しておくと
よりハッキリと、得意・不得意が分かります。
残念ながら記録する機能はないので
メモ帳やスマホで記録してください。
私が実際に「飛距離」と「左右距離」を記録して
5つのクラブを比較してみましたので
次の項目でご紹介します。
2.実際に5つのクラブで
左右のズレを確認した結果
今回、使ったクラブは
「ドライバー」「5番ウッド」
「5番アイアン」「7番アイアン」「9番アイアン」
の5つになります。
それぞれのクラブで10回ずつボールを打って
「飛距離」と「左右距離」を記録しました。
結果をエクセルで図にしてみましたので
下の図をご覧ください。(図の作り方はコチラ)
左右に20ヤード以上ズレた部分は
ピンク色にしています。
ピンク色の部分は
平均的なフェアウェイ幅の外側
=OBになりやすいということです。
私の結果を見てみると・・・、
めちゃくちゃOBになりそうですね(笑)
では、それぞれのクラブについて
見ていきましょう。
まずはドライバーからです。
ドライバーの結果を赤線で囲んでみました。
これはヒドいですね。
10球の内、1球しか
左右20ヤードに収まっていません。
ドライバーは集中的に練習するか、
もしくは、1球目から別のクラブ(アイアンとか)
で打った方がいいかもしれません。
・・・ちょっと恥ずかしいですけど。
次は5番ウッドを見てみましょう。
こちらも左右20ヤード以内に
ほとんど収まっていませんね。
ただ、左側に集中している感じなので
打つときの立ち位置を変えれば
改善するかもしれません。
5番ウッドは、まだ希望がありそうです。
次は5番アイアンと7番アイアンを見てみます。
7番アイアンは青線で囲んでいます。
5番アイアンと7番アイアンは
比較的まっすぐ飛んでいますね。
10球の内、7~8球が
左右20ヤードに収まっています。
ただ、5番アイアンは
クラブが長くて振り切れていないのか、
飛距離が7番アイアンより短くなっています。
7番アイアンの方がまとまりの良いので、
5番アイアンのような長いクラブは使わずに
アイアンは7番から使った方がよさそうですね。
つぎは9番アイアンです。
少しバラつきが大きいですが
こちらも10球の内、7球が
左右20ヤードに収まっています。
9番はアプローチで使うことが多いので
飛距離も、左右距離も
もう少しまとまってほしいところです。
9番アイアンは7番アイアンと感覚が近いので
もう少し練習すれば、なんとかなりそうです。
・・・たぶん。
こんな感じで
左右のズレを確認することができます。
今回ご紹介したように
10球くらいを記録して図にすると
得意・不得意がわかりやすいので
ぜひ一度、試してみてください。
それでは!